自動で勝手に掃除をしてくれるのは絶対に便利。でも、まだまだカンペキじゃないんところも…
ルンバで迷っているならコレがおすすめ




あったら便利なのはわかるけど「絶対に必要か」と言われると「うん」と強く言えないのがルンバのような自動お掃除ロボット。
半年以上悩んで、やっと決心がついて「アイロボット 自動お掃除ロボット ルンバ(Roomba)」を購入したので、実際に2年間使ってわかった良いところ悪いところをまとめました。
「あったら便利!」は事実なのですが、使ってみたら微妙な点もあったので、お掃除ロボット選びの参考していただければと思います。


2LDKで45m²の狭い我が家でも大活躍しています。むしろ狭い家の方がハイスペックなロボット掃除機を買わなくていいから逆にいいかも?って思っています。
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ルンバって必要なの?って言われたけど購入

ルンバがあるのに、うちの旦那さんはルンバを使いません。
何か作業をしたりしてゴミが発生した時にはハンディクリーナーで、休日に埃が気になった時にはフローリングワイパーで掃除しています。
旦那さんは「気になった時に自分でちゃちゃっと掃除すればいい」というスタンスだそうなので、ルンバが特別必要だとは思わないんだってさ!
こういうタイプの方には特別ルンバは必要品にはならないかな?といった印象。

ルンバ買っていいじゃん?
確かにルンバは120%カンペキに掃除できるわけではありませんが、十分部屋の隅々まできれいに掃除してくれます。
ルンバは洗濯機と一緒で、洗濯機だってシミのような頑固な汚れの場合は汚れが落ちないこともあって100%カンペキなわけじゃない。
でも「100%カンペキに掃除できなかったらルンバは不要なの? 90%くらい掃除できれば 十分じゃん」と思っています。
掃除の負担が10分の1に減れば、精神的にも時間的にも余裕が生まれます。
もしルンバがちょこっと汚れを残しちゃっていても、次の日またルンバに掃除をお願いすれば、大体きれいになっています。
買う前は「掃除なんて自分でやればいいのに、わざわざお金だしてロボット掃除機を買う必要があるかな?」って買うか迷っていましたが、むしろ今は「家電ができることをわざわざ自分でする必要なくない?」って思っています。

我が家は型落ちのiRobot ルンバを購入
我が家の場合は、カーペットの掃除もしっかり行いたいという理由があったので、ローラーヘッドで絨毯の上を掃除できる中級機(ミドルエンド)のルンバを買いました。


ルンバざっくり分けて、上位機種(ハイエンドモデル)・中位機種(ミドルエンドモデル)・低価格機種(ローエンドモデル)があります。
ハイエンドモデルのルンバは10万円以上しますが、中間位の価格のミドルエンドモデルを選べば、ハイエンドモデルの半額くらいの値段で充分性能の良いお掃除ロボットを手に入れることもできます。


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ルンバの特徴・使い方
ルンバ | 自動お掃除ロボット |
---|---|
メーカー | i Robot(アイロボット) |
スイッチONでスタート。掃除が終わったら勝手に充電スタンドに戻る。
本体の中央にある丸いボタンを押すことで掃除がスタートします。
ルンバが掃除が終わったと判断したら、自動でホームベースと呼ばれる充電スタンドに自動で戻ります。
下の動画はルンバが実際に掃除をしている様子です。我が家のルンバはランダムに掃除をするタイプなので、動きはギザギザです。
▼画面中央にゴミがあります▼

当たり前ですが、ゴミはしっかり除去できます。



ゴミはダストボックスに溜まります。

ルンバのお手入れ
ゴミはスライドさせて、ゴミ受けを外して捨てます。

▼ルンバからスライドさせてゴミを捨てている様子▼

ゴミを捨てて完了です。
最近のお掃除ロボットはゴミ受けの水洗いができる機種もあります。

ルンバのメリット

実際に使ってみてわかったルンバの良いところは以下の通りです。
予約もできる!「掃除をしなきゃ」から解放される

ルンバでの掃除の流れ
- スイッチオン(予約機能で自動で始めることも可能)
- (掃除が終了したらルンバが勝手に充電器のホームベースに戻る)
朝出がけにルンバをONしておけば、帰ってきたときには掃除がされています。
我が家は特に旦那の抜け毛がすごくて…(大丈夫なんだろうか?)…洗面所が大変なことになっています。
でも、毎日掃除機をかけたりフロアモップをかけるのは時間的には気分的にも厳しい…
ルンバが自動で毎日掃除してくれるのは、きれいになるのがうれしいのはもちろんなのですが、なにより「掃除をしなきゃ」の義務感から解放されるのが最高です。

ルンバは予約もできるので、我が家では平日の10:00に毎日自動で掃除をし始めるように設定しています。
なので、基本的に「ルンバを動かさなきゃ」「掃除をしなきゃ」と考える必要がなくなってて「掃除を意識なきゃいけない」という名もなき家事から解放されました。
自動掃除でアレルギーから解放される
掃除機がけをすると、排気の風で細かなチリやホコリが舞い上がります。
アレルギーのある私は、掃除機後に舞い上がったホコリでなんとなく鼻がムズムズしたり、目がかゆかったり…

ルンバであれば、不在にしているときに掃除が終わるので、帰宅するころには掃除で舞ってしまったチリやホコリが床に落ちています。
掃除機で舞い上がったチリやホコリを吸い込まないので、ハウスダストアレルギーの私にとってはとても快適です。

自分では掃除しにくい場所も掃除してくれる

我が家のソファーは足があって下に隙間があるタイプです。
自分で掃除するのは少しめんどくさい場所ですが、ルンバは下の隙間に潜ることは可能なので、ほっておいても掃除をしてくれます。
ルンバを使用するために整理整頓をする
ルンバを使う際には床に物を置いておくと、ルンバに吸い込まれたり巻き込まれたりするので撤去する必要があります。
結果として、毎朝さっと整理整頓するので部屋が整理整頓されています。


ルンバのデメリット

便利なルンバですが、悪いところや不満な点もいくつかあります。
掃除は完璧じゃない
ルンバはブラシでかきだしてごみを吸い取る構造です。部屋の角は思った以上にキレイになります。
ですが、全体的に掃除の完成度は100%パーフェクトではありません。90%くらいの仕上がりでしょうか。2~3回ルンバをかければ、ゴミがほとんどなくなるといった感じです。
また、ルンバを充電するホームベース周辺(下の写真の丸で囲った部分)の掃除は上手くできていません。




掃除機なので運転音は大きい
一般的な掃除機と同じように、モーターで空気ことホコリを吸い込むので、動作音は大きいです。

ニガテな間取りがある
引越前ではルンバが掃除ができない場所は特にありませんでしたが、引越してからルンバが掃除できない場所がいくつか発生しました。
というのも、ルンバは回転ブラシで掻き出して端っこの方のゴミを取る構造で、回転ブラシは本体の右についています。そのため、ルンバは反時計周り(左回り)で部屋の隅沿って移動します。
例えば、我が家のこの構造。

ルンバは画面の右側から掃除をするため、赤い矢印の方向からルンバは掃除をするのですが、ルンバが段差に乗り上げてしまってうまくゴミを吸い取ってくれません。
この段差に乗り上げたままルンバは掃除を進むので、ルンバは段差から逃げるように迂回するため、オレンジ色の丸で囲った部分はルンバが上手く通れず、オレンジ色の囲みの部分はルンバが掃除できないデッドスペースになっています。
この掃除ムラの原因は、我が家のルンバにナビゲーション機能がないからだと思われます。
リビングやダイニング以外の複数の部屋を掃除させようとすると、掃除する形が複雑になってしまうため、ルンバ自身がどこを掃除をしているかわかんなくなっちゃうご様子…

我が家の場合「2DKでリビングやダイニングがある程度キレイになればいいやー」というスタンスでそこそこのスペックのルンバを買ったので仕方がない。。
もっと広いお家だったり「ルンバにゴミの取りこぼしなくキレイにしてほしい!」という場合は「iAdapt2.0 ビジュアルローカリゼーション」というナビゲーション機能がある最新のルンバがおすすめです。

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黒い家具にはあまり減速しないでぶつかる
ルンバさんは黒がダメみたいで…白やベージュ、ブラウンの壁や家具にはしっかりとスピードを落としてくれるのに、黒の家具にだけすごい勢いで衝突していく…
ルンバのセンサーは黒はうまく認識してくれないらしいです。
この黒いダイニングテーブルに座っていたときに勢いよくぶつかってきたときは、少しイラっとしてしまいました。

黒い家具や壁のあるお家は要注意です。
ただ、動画用に家具にガンガンぶつかるものの、ルンバにクッションで対策しているので、家具には傷はついていません。
関連 ➢ ルンバを使う前に準備すること

こういったお掃除ロボットと家の相性は正直、使ってみないとわからない部分が多いです。
友達のお家ではルーロを使っていたのですが、床をガリガリにするという事件が発生したので手放していました…


- しっかりお掃除ロボットが掃除できるかな?
- 家具とかお家を傷つけないかな?
と不安な方は事前にレンタルがおすすめです。

詳細 ➢ お試し利用にもオススメ!【Rentio】
勝手にドアを閉めて出れなくなる
タイマーでルンバが動いてるんだけどね、アイツ洗面所のドア自分で閉めちゃって帰れなくなってるの。
— 週末紳士 (@WeekEndGen) November 7, 2019
我が家でもドアストッパーがないドアを勝手に自分で閉めて、部屋から出れなくなって、「家(ホームベース)に戻れない」ってエラーで止まっていることがあります。

ルンバのために整理整頓をする必要がある
ルンバは掃除機なので、床に物があると当然見境なく吸い込みます。
家に帰ってきたら、
うちのルンバ君が
コードを食ってました…。取れそうで取れない…( ・ω・ )#ルンバ pic.twitter.com/kR3D1EgWtf
— 山廃仕込み@黒い砂漠M べディル (@yamahai_) November 12, 2019
床のコードを巻き込んだりするので、コードは這わせないなどの対策をとる必要があります。
また、床が散らかしっぱなしだとルンバは使えないので、物が散らかっている場合にはルンバを使う前に整理整頓をする必要があります。
ルンバ買ってよかった?こんな人におすすめ

ゴミが落ちていたり、掃除をしていないことに罪悪感を感じる人
- こまめに掃除する時間はないけど、ホコリや髪の毛が気になる人
- お掃除ロボットには、ホコリや髪の毛から米粒などの少し大きなゴミもしっかり取り除いてほしい人
- 全自動で掃除をしてほしい人
- 花粉症やハウスダストに悩んでいる人
ルンバで発売された当初は12万円以上する、超!高級品のイメージでしたが、機能も十分な中級のルンバが5万円前後で売られていますし(ぶっちゃけこの機種で十分で不満もないと思う)、ルンバ以外にも安いお掃除ロボットも出てきています。
5万円のルンバを3年間使えば、月々1,389円かかる計算になります。


ルンバのQ&A
買う前に私自身が不安だったこと、知っておきたかったことをまとめてみました。
ルンバの段差耐性
ドアの下の敷居くらいはルンバは乗り越えて掃除が可能です。
ですが、我が家でルンバが動けなくなってしまう段差がありました。扇風機の上です。
どうやら、扇風機の上にルンバが乗り上げてしまい、ルンバの車輪が浮いてしまうため、ルンバが動けなくなってエラーが出ます。

玄関はバーチャルウォールを設置して進入禁止にしておかないと、動けなくなってエラー出たりします。
帰ってきたらルンバが絶命していた pic.twitter.com/MHJeQK8Awt
— のん❤️どM (@nonrioillust) November 11, 2019
#ルンバ #事故調 ふたたび pic.twitter.com/ktegqoPfb6
— bin🛩 (@hyperash) November 8, 2019
▼ルンバがお風呂場に侵入する様子▼

お風呂場はいったん越えてしまうと戻ってこれないので、お風呂場のドアはしっかり占めておいた方がいいです。
我が家でもお風呂場に侵入していたらしく、帰ってきたらエラーで止まっていた上に、お風呂場の床を少しガリガリにしていました…
風呂場に侵入し脱出不可能になりお亡くなりになったルンバがコチラです pic.twitter.com/6v009uN2Fy
— ペンギン野郎 (@tenpatengin) November 8, 2019
ルンバが掃除できるカーペット、できないカーペット
カーペットの上を掃除できるかは、カーペット対応をしているルンバである必要があります。
我が家尾のルンバはゴミの吸い込み口がブラシではなく、下の写真のようにゴムなので、カーペットの上も掃除できます。

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ルンバが掃除できるラグ・カーペット

ルンバが上を掃除できるカーペット・ラグは以下の3つです。
ニトリとFrancfrancで購入した夏用と冬用のラグとAmazonで購入したキッチンマット。
ルンバと相性のいいカーペットだと、ルンバはカーペット上をスイスイと掃除してくれるので、カーペットのコロコロ掃除が不要になります。

関連 ➢ ルンバでもずれなくて便利なキッチンマット

ルンバが掃除できないラグ・カーペット

残念ながら、我が家の中で下の写真の緑色の毛足の長いラグはルンバは上を掃除することができません。
ラグをめくってしまったり、ごくたまに間違って上に乗ってしまって毛足が絡まってストップしていたりします。
ちょうど玄関マットなので、ルンバの脱走防止になっていいかなという感じです。
(バーチャルウォールがあるのでルンバが脱走することはありませんが)
Amazonで購入した玄関マット。
以前はフローリングのホコリをワイパー掛けをして、カーペットにコロコロをして、それでもカーペットには細かなチリやゴミがたまるので、カーペットを頻繁に洗濯していました。
でも、ルンバが活躍するようになってから、掃除の時間は1週間に数分になったのに、フローリングにもカーペットにもチリやホコリがたまることはなくなりました。
ルンバは絨毯を削る?
2年間ルンバを使っていますが、目に見えるカーペットの劣化は見られません。
でも、掃除機なので絨毯やカーペットへのダメージはゼロではないと思います。
我が家は安いラグなので問題が発生していないのであまり気にしていませんが、毛足の長い高級な絨毯やラグについては注意が必要です。



ルンバの口コミ

遂に我が家にルンバが導入されました pic.twitter.com/OyPWvvTpfm
— 🍬オストリカ🍭 (@kun83lo) November 8, 2019
ルンバにやられとった。#ルンバ #鼻セレブ pic.twitter.com/TKZ6hlY4WA
— ぷっちまーご@銀杏 (@Ginkgo_PJT) November 16, 2019
買い物中にルンバ君が積み木集めといてくれてたw pic.twitter.com/6mKSEjujZR
— ネロリ1y (@nobgvask) November 7, 2019
念願のRoomba購入😂
ワンルームでルンバとか怠惰かと思って渋ってたけど、家事の中で掃き掃除が一番面倒だったのでだいぶQOL上がった。(掃除機なくてホウキしかなかったから)
今毎日かけてて、全然落ちてる髪の毛見なくて済むので最高。
ホウキの時は週2回、やる気ないと週1だった😂 pic.twitter.com/IeUot2tInX— るお子 (@ruokolife) November 8, 2019
しおとルンバくん②
興味深々に眺めてたしおさん。
急にルンバに迫られて、慌てて後退り💦次からはしおを非難してからルンバくんタイムします◉≡3 pic.twitter.com/I6cz7lFNR8
— しお🎈ラグドール (@bb_sio) November 7, 2019
ルンバが愛おしい pic.twitter.com/G0DFAxCFJS
— ちゃんみさ@フォレ姉さん⛳️ (@misato_R1) November 8, 2019
ルンバのよくある質問
ルンバと一緒に買いたい便利グッズ
十分便利なルンバですが、一緒に準備するともっと便利になるグッズがあります。


バンパーガード
どうしてもルンバは壁やドアにぶつかります。
ルンバの傷の壁やドアの傷も気になる方は対策必須です。
キャスターつき収納
ルンバを使うお部屋の家具や収納は、キャスター付きで下にルンバが通れる隙間を作ってあげると、ほとんどの場所をルンバが勝手に掃除してくれるようになるので、さらに快適になります。

まとめ:ルンバは文句を言わずに掃除してくれる頼もしい相棒

ルンバが自分でドアを開けて、別の部屋に入っていったときには思わず笑ってしまいました。
[safe title=”吸引掃除ロボット「ルンバ(Roomba)」の特徴”]
- 全自動で部屋を吸引掃除をしてくれる。
- 時間がない、余裕がないときにも掃除を行ってくれるので「掃除をしていない」罪悪感や「きたなくてイヤだな」という不快感から解放される。
- 不在時に掃除をしてくれるため、舞い上がったホコリを吸い込まなくてすみ、特にアレルギーもちには助かる。
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ルンバがなくても生きていける?あった方が絶対便利だし、そもそも求めているのは「キレイな部屋」であって「手で掃除すること」じゃないはず。

ルンバの得意なこと苦手なことを知って、あなたのお家にあったルンバを選んでみてください。




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