親のスマホデビューで20,000円の請求【シニアのスマホ利用時の落とし穴と注意点】

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セキュリティも設定して、基本的なスマホの動作も教えて、メールも LINE も使い方を教えて、ネットの使い方と注意点も教えて、本人からリクエストがあった乗り換え案内のアプリをダウンロードして使い方も教えて、「完璧」と思っていたところ、1ヶ月後に2万円の請求がありました。

なんで? ふだん、自分が使用している時には気付かなかった、”シニアのスマホデビューの落とし穴” 体験をまとめました。

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58歳の親のスマホデビューのお手伝い

58歳の親のスマホデビューのお手伝いをしました。

ところが1ヶ月後に20,000円の請求が。なんでこんなことが起こったのだろう。

始まりは親からの突然の電話

突然、深刻そうな声で親から電話が・・・!

「・・驚かないで聞いてね」

えっ、事故?事件?

心臓バクバクで続きの言葉を聞くと「スマホで 20,000円の請求がきた」との事。

「もしかして、何か操作を間違って、詐欺かなにかで高額請求に繋がってしまったんじゃないか」と不安になっているみたい。

事態把握のためスマホの請求書の確認

これだけでは、何も判断できないので、とりあえず請求の明細書を確認することにしました。

Yahoo!モバイルだったので、請求の明細はネットで確認できます。

親「ネットの明細はもう確認してて・・」

あっ、もう確認してるの?

というか、Web明細書を確認できるくらい、スマホ使いこなしていたんだ。

明細書を確認してみると、どうやら通話料が非常に高額になっていたことがわかりました。

なので、親のスマホの発信履歴を確認してもらうことにしました。(当たり前の話なんですが、通話料がかかっているということはこちらが発信側だと思われるので)

すると、とある日に7時間ぐらいで通話していることがわかりました。

親に確認してみると、確かにその日は電話したけれでも、数分で通話を終えたはず」って。

うーん・・・ん?

 まさか・・・?

私「電話の切り方知ってる?」

親「暗くなったらオッケーでしょ?」

ん?! これか??

高額請求の原因は通話料

ここからは私の推測になりますが、親が友達とスマホで通話後、画面が暗くなったので(おそらく節電画面)、通話が終了したのだと思っていたが、実は繋がったままだったみたいです。

ちょうどその友達の方も、スマホの操作に慣れていなくて、相手の方が切ってくれることもなく、通話後もスマホは繋がりっぱなし。

そして、スマホの電源が切れるまでずっと電話がつながりっぱなしだったため、結果として20,000円ほどの通話料がかかってしまい、高額請求となってしまったという流れみたいです。

Oh・・・




 Androidスマホの初期設定の確認と設定変更

ふだん電話を切るときは、電源ボタンを押して切っていたみたいなんですが、androidは初期に設定しておかないと、電源ボタンで通話オフにはできません。

(設定方法は、「ユーザー補助」→「電源ボタンで通話終了」にチェックをいれる)

なので、まずは画面が暗くなったり、通話じゃない画面に切り替わっている場合でも、通話は続いてしまうことと、通話が続いているときの画面の状態(画面上部にステータス表示がある)ことをを確認。

そのうえで、電源ボタンで電話が終了する設定へ変更。

Android携帯の使い方を親にレクチャー

電話を終了する際には、以下の流れで通話終了してもらうように伝えました。

Android 電話の終了の仕方

  1. 電源ボタンで通話を終了する(画面でも良いけど、押した間隔がある方が間違いづらく正確だと考えたので)
  2.  ホーム画面へ戻り、画面上部が通話のステータスになっていないか確認。

これで、電話がつながりっぱなしだった!を防いでもらうことにしました。

親がスマホデビューの際に行ったこと

スマホデビューの際に、一応一通りの事はレクチャーしたつもりだったんですが、今回「電話の終了の仕方」がレクチャー項目に必要なことがわかりました。

スマホデビュー レクチャー項目

  1. 初期設定を代行、セキュリティソフトの導入
  2. LINE(メール)の使い方(一応、フリック入力の紹介)
  3. ネットの使い方
  4. 電話の使い方(すぐに相手に電話がかかってしまうので注意)
  5. アプリの使い方(リクエストのあった乗換案内アプリなどはあらかじめインストール)
  6. 電話の時の終了方法 ← New

親のスマホをAndroidにした経緯

私は iPhone をずっと使用していて、 Android 使用したことがないこともあり、今回のようなスマホの通話の終了方法こんな落とし穴があるということを気づけなかったことが悔やまれます。

Android の方が iPhone よりもカスタマイズできるといった自由度が大きい反面、初心者には使いこなしづらいのではないかな?と言う懸念は購入検討の時点からあったのですが。まさかこんな落とし穴があるとは思っていませんでした。

Androidスマホにした経緯は以下の通り。

  1. 親がスマホを使っても、そんなに通信容量はいかないだろう。→ 価格の面から格安SIMを選択
  2. もし何かあった場合に、実店舗があって(当時)、多少対応してもらうことができるここから、 UQモバイルを選択。
  3. UQモバイルの機種の中、当時の iPhone は画面が小さくて使いづらい、との親の意見。老眼が進んできたから、できるだけ画面が大きい方がいいということで、その当時選べる機種の中から画面が一番大きいものを選択



親のシニアスマホデビューは良かったと思っています

画面の大きさを含めスマホ自体はとても気に入っている様子。

ネット検索で趣味の動画を見て参考にするといった使い方もできてるみたいだし、趣味の友達と LINE のグループを作って情報共有していたりと、快適なスマホライフを送っているみたい。

なので、親のスマホデビューはよかったな、と思っているからこそ、事前にリスク回避をさせてあげられなかった事が悔やまれます。

この高額請求事件を機に、より一層スマホの操作は警戒しているみたいで、以下のことを徹底しているそうです。

スマホ操作時の注意点

  1. 迷惑メールは触れない
  2. ネットの 広告は一切開かない

今回の請求費については「いい勉強になった」と親は言っておりますが。。

スマホ初心者にとっては、こんな思わぬ落とし穴があるのかという話でした。

 関連  ➢ 【auからのりかえて年間60,000円の節約】UQモバイルの料金プランと選び方|格安SIMにしたい

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